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住所 | 愛媛県松山市北斎院町485-20 |
駐車場 | 敷地内に11台 第二駐車場10台(クリニックより徒歩1分) |
ICLは、視力矯正手術の一種で、眼内に特殊なレンズを挿入することで屈折力を変え、近視・乱視を矯正し、視力を回復させます。
眼の内側にレンズが入るため、コンタクトレンズのように日常生活の中で外れてしまうこともなく、異物感もありません。メガネやコンタクトなしでも、裸眼と同じ快適さで視力が回復します。
また、レーシックのように角膜を削らないため、より見え方の質が高いことが報告されています。
下記のような場合は、ガイドラインに基づきICL手術は適応外となる場合があります。
レーシックは角膜を削って視力を矯正しますが、ICLは目の中に専用のレンズを挿入して視力を改善する方法です。そのため、ICLはドライアイになりにくいという利点があります。さらに、レーシックと比べて視力の後戻りが少なく、長期的に安定した視力を保ちやすいのもICLの大きな特徴です。
ICLは眼内にレンズを挿入するため、表面が汚れたり曇ったりする心配がありません。さらに、一般的なコンタクトレンズのように毎日のケアが不要で、旅行や外泊、万が一の災害時でもレンズをなくす心配がないのも大きな利点です。
目の手術は、感染リスクを最小限に抑えるためにも、できるだけ短時間で行うことが大切です。ICL手術は日帰りでの手術が可能です。左右の目を同じ日に手術することもできます。
※日帰り手術とはいえ、手術当日までに検査が必要となるほか、術後の経過観察のため数回の通院が必要です。
ICLは、手術を受けられる対象が幅広いという点も大きな特長です。レーシックでは、強度近視や角膜が薄い方、軽度の円錐角膜の方などは適応外となるケースが多く、手術を受けられないことがありますが、ICLなら治療の選択肢となることが多くあります。
ICLは、必要に応じて摘出可能な視力矯正レンズです。万が一、視力に問題が生じた場合や、他の眼疾患が発生した場合など、再手術によって摘出することができます。
手術は局所麻酔(通常は点眼による麻酔)を用いて行います。はじめに、角膜の外縁部(角膜輪部)に約3mmの小さな切開を加え、眼内に粘弾性物質を注入して空間を確保します。
その後、筒状の専用器具に装着されたICL(眼内コンタクトレンズ)を眼内に挿入し、虹彩と水晶体の間にある後房にしっかりと固定します。
最後に眼内を洗浄し、必要に応じて切開部を縫合して手術を終了します。
3mmの切開創からインジェクターにて挿入します
眼内でレンズがゆっくり広がります
指示部を虹彩の後ろに挿入します
ICLレンズを毛様溝に固定します