IPL治療

IPL治療とは

「シミやそばかす、くすみが気になるようになってきた」

「目元のクマやシワのせいで疲れて見えるのをどうにかしたい」

そんなお悩みはありませんか?年齢を重ねると気になってくるのが、シミそばかすくすみ赤ら顔小じわ毛穴の開きハリの低下などの肌老化。
IPL治療は、高出力の光を肌に照射することでメラニン色素へ働きかけ、シミやそばかすを目立ちにくくする効果が期待できます。また、コラーゲンの産生を助ける作用があるため、肌のハリや弾力を高め、細かいしわの改善にもつながります。
さらに、IPL治療は肌のトーンを均一化する効果もあり、肌のくすみを改善し、明るく健康的な肌を取り戻すのに役立ちます。
シミやそばかす、くすみや赤み、小じわなどを同時に改善し、本来のお肌の透明感を得ることができます。
施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどないのも特徴の一つです。

厚生労働省認可の安心・安全な機器を採用しています

フォトフェイシャルm22

安心の厚生労働省認可IPL機器「フォトフェイシャルm22」を使用し、シミ・そばかす・赤ら顔・毛穴・小じわ・くすみ・ニキビに伴う赤みなど、様々なお悩みに適した施術を行います。

IPL治療の「ドライアイ」への効果

近年、点眼薬だけでは改善が難しかった「ドライアイ」の根本治療として、IPLが有効であることが分かってきました。
現代におけるドライアイの原因の約86%は、「マイボーム腺機能不全(MGD)」によるものとされています。IPL治療は、このMGDに対して多方面から働きかけ、改善効果をもたらします。

詰まりの解消:IPLの光エネルギーでマイボーム線を温めることで、詰まりを原因となっている脂などを溶かし、詰まりを解消します

炎症の改善:IPLの光エネルギーをまぶたに照射することで、マイボーム腺の炎症に関係するとされるまぶた縁の異常血管に作用し、炎症の軽減につながることが報告されています。

涙の状態の改善:マイボーム腺が正常に働くことで、涙を保護する油分が分泌され、涙の蒸発が抑えられます。その結果、涙の膜が安定し、乾きや異物感、かすみといったドライアイの不快な症状を根本から改善します。

IPL治療の特徴

  • 痛みがほとんどない
  • 施術は短時間
  • ダウンタイムがない
  • 麻酔がいらない
  • 終わってすぐメイクできる
  • ドライアイへの効果も期待できる

治療の流れ

Step1 カウンセリング・肌診断

まず、患者さまのお肌や目のお悩み、ドライアイの症状などについて丁寧にお伺いします。
そのうえで、肌の状態や目の疾患の有無を確認し、IPL治療が適しているかを医師が判断します。
治療の効果や考えられるリスク、費用などについても分かりやすくご説明いたします。

Step2 洗顔・クレンジング

施術の前に、メイクや皮脂などの汚れをしっかりと落としていただき、清潔な状態に整えます。

Step3 ジェルの塗布

施術箇所には、お肌をやさしく保護し、光のエネルギーをむらなく届けるために、ひんやりとしたジェルを丁寧に塗っていきます。

Step4 IPL照射(約15〜20分)

看護師が肌の状態を確認しながら、最適な出力に調整してIPLを照射していきます。
照射の際には、カメラのフラッシュのようなまぶしい光と、輪ゴムで軽くはじかれたような刺激を感じることがあります。照射後はジェルをやさしく拭き取り、治療は終了です。
そのまま日焼け止めを塗ってお帰りいただけますし、施術直後に院内でメイクをしていただくことも可能です。

Step5 クーリング・アフターケア

ジェルを拭き取り、肌をクーリングし、ほてりを鎮めます。その後、保湿剤と日焼け止めを塗布して施術は終了です。

施術時間の目安は、お顔全体で20~30分程度です。

効果をより実感していただくために、3〜4週間おきに1回のペース
継続して合計5回ほどの施術をおすすめしています

治療後の経過と注意点

  • ダウンタイムIPLはお肌への刺激が少ないため、ほとんどダウンタイムはありません。施術直後にわずかに赤みが出る場合がありますが、数時間以内に落ち着くことがほとんどです。治療後すぐにメイクをしてお帰りいただけますので、日常生活にも支障なくお受けいただけます。
  • シミへの反応シミやそばかすの部分は、照射後に一時的に色が濃く見えたり、細かいかさぶたができることがあります。これは自然な肌の回復反応で、約1週間ほどで自然に剥がれ落ちていきますので、無理に取らずにそのままお過ごしください。
  • アフターケア治療後のお肌は敏感な状態となり、紫外線のダメージを受けやすくなっています。外出時は必ず日焼け止めを使用し、十分な保湿ケアを行ってください。

IPL治療の症例

Case1. シミ

Case2. くすみ・キメ

Case3. 小じわ

Case4. 毛細血管拡張症(赤ら顔)

IPL治療の料金

フェイシャルプラン(顔全体)

1回17,000円

ボディプラン 例:(両)肘下と手の甲

1回15,000円

※ボディプランは、100ショットを目安として施術を行います。

※料金は税込み価格になります。
※1回の価格になります。
※3回、5回、それ以上のコース料金をご希望の方は、来院時にご相談ください。
※ご予約の変更•キャンセルのご連絡は前診療日の診療終了時間の30分前(平日は17時30分、土曜は11時30分)までにお願いいたします。
それ以降のご連絡や無断キャンセルの場合はキャンセル料5000円が発生いたします。
急な体調不良やお怪我での当日キャンセルにつきましては、予約当日日付の医療機関の診断書や領収書などの書類をご提示いただければ、キャンセル料は発生いたしません。
ご予約の変更•キャンセルはお電話か公式LINEで承ります。
※初回はカウンセリングと診察のみで施術はおこないません。また、初診料3,300円を頂戴いたします。
※照射部位を変える際には、その部位の肌の診察が必要です。再診料として1,100円を頂戴いたします。

ドライアイ

1回7,000円

IPL治療の注意事項

以下に該当する方へはIPL治療を行うことができません

  • 妊娠中、授乳中の方
  • 極度の日焼けをされている方
  • 糖尿病などの既往がある方
  • てんかん発作の既往歴がある方

副作用など

  • 一時的な赤み、照射箇所のほてり
    →治療後はすぐに冷却を行いますので、ご帰宅の頃には多くの方が落ち着いた状態になられています。
  • 一時的にお肌が敏感になり、乾燥や日焼けをしやすい状態になります
    →十分な保湿と日焼け対策をして頂くようにお願いします
  • その他、疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪、稀にざ瘡悪化のリスク、副作用があります

IPLについてよくある質問

IPLはどんな治療ですか?どのような効果があるのですか?

IPLは、カメラのフラッシュのようなやさしい光をお肌に照射し、さまざまな肌悩みを改善へ導く美肌治療です。光エネルギーが肌の内側に届くことで、シミやそばかすの原因となるメラニン色素、赤ら顔の要因であるヘモグロビンに働きかけ、ダメージを与えます。その結果、シミやそばかすを目立たなくし、肌の赤みを和らげる効果が期待できます。

さらに、光の温熱作用によってコラーゲンの生成が促進され、肌のハリや弾力が高まります。これにより、キメの乱れや毛穴の開き、小じわなども改善へとつながります。IPLは肌への負担が少なく、複数の肌トラブルを同時にケアできる点が大きな魅力です。施術を重ねることで、透明感のある若々しい肌へと近づいていきます。

何回くらい、どのくらいの間隔で通えば効果が出ますか?

1回の施術でも、肌のハリや明るさの変化を感じていただける場合があります。
ただし、シミや赤みといった肌トラブルを根本から改善するためには、複数回にわたる継続的な施術がおすすめです。

治療の目的によって適した回数や施術間隔は異なりますが、目安としてフェイシャル治療の場合は3〜4週間おきに1回、計5回ほどを1クールとして受けていただくと、より高い効果が期待できます。
脱毛は毛周期に合わせて1〜2ヶ月に1回、ドライアイ治療は2〜3週間に1回の頻度で3〜4回程度行うのが一般的です。

お肌の状態やお悩みを丁寧に確認しながら、お一人おひとりに最適な治療プランをご提案いたします。

施術に痛みはありますか?

施術中の痛みには個人差がありますが、多くの方が「輪ゴムで軽く弾かれたようなパチッとした刺激」と表現されます。麻酔が必要になるほどの強い痛みではなく、ほとんどの方が無理なく受けられる程度ですので、安心して施術をお受けいただけます。

ダウンタイムはありますか?

IPL治療の大きな特徴は、ダウンタイム(普段の生活に戻るまでの期間)がほとんどないことです。施術直後に軽い赤みやヒリつきを感じる場合がありますが、多くは数時間でおさまります。フェイシャルでは、シミ部分が一時的に濃くなり、細かいかさぶた(マイクロクラスト)ができることがありますが、これは自然な治癒反応です。無理にこすったり剥がしたりせず、1週間ほどで自然に取れるのを待ちましょう。メイクは翌日からしていただけます。

IPLでドライアイが改善できると聞きましたが、どのような仕組みで効果があるのでしょうか?

当院では眼科の専門的な治療として、IPLを用いたドライアイ治療を導入しています。
ドライアイの主な原因の一つは、涙の油分を分泌する「マイボーム腺」が詰まることで起こるマイボーム腺機能不全です。
IPLの光エネルギーをまぶたに照射することで温熱が加わり、油分がやわらかくなり、分泌を促す効果が報告されています。
その結果、涙の蒸発を抑え、目の乾きや不快感などの症状の軽減が期待されます。
さらに、IPLには炎症を抑える働きが示唆されています。
また、マイボーム腺の詰まりの一因とされるまつ毛の根元の細菌やダニに対して、清潔な環境を保つサポートが期待されています。
点眼治療と併用することで、新たな選択肢となる治療法です。

副作用や施術の前後で気をつけることはありますか?

IPLは比較的安全性の高い治療ですが、施術後に一時的な赤みやほてり、軽い腫れ、ヒリヒリ感などが生じる場合があります。これらの症状はほとんどが数時間から数日で自然におさまります。まれに、やけどや色素沈着が起こる可能性もありますが、当院では肌質や状態を丁寧に見極め、適切なエネルギーで照射を行うことで、リスクを最小限に抑えています。

施術において特に大切なのは「紫外線対策」です。施術の前後に日焼けをすると、やけどや色素沈着のリスクが高まるため、日焼け止めの使用や帽子・日傘などで紫外線をしっかり防ぐようにしてください。
また、施術後の肌は乾燥しやすい状態になるため、保湿を十分に行うことも大切です。