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アクセス

住所 | 愛媛県松山市北斎院町485-20 |
駐車場 | 敷地内に11台 第二駐車場10台(クリニックより徒歩1分) |
眼の中には、水晶体というピントを合わせるカメラのレンズのような組織があります。この水晶体が、加齢や糖尿病、喘息、アトピー性皮膚炎などさまざまな原因で白く濁り、光を通しにくくなることで視力が落ちるのがこの病気です。
一度濁ってしまった水晶体は、現在のところ点眼や内服では元の透明な状態に戻すことが困難です。
手術など根本的な治療が必要となります。
白内障は根本治療が必要になりますが、早期に治療を始めれば進行を抑えることもできますので、見え方に違和感があればお早めにご相談ください。
白内障の原因のほとんどは、加齢によるものです。早い場合40代から症状が現れる方も。
他には、先天的なものや外傷性のもの、炎症・アトピー・糖尿病などが原因となることもあります。
軽傷の場合眼科では、点眼薬を使って白内障の進行を抑える治療を行います。点眼薬を使っても水晶体は透明に戻すことはできないので、この段階の治療は白内障の進行を遅らせるための対処療法に過ぎません。
この段階になると、外科的手術が必要になる場合があります。
手術で視力は回復しますが、ピント調節ができないため、術後は眼鏡などによって視力を矯正することもあります。
濁った水晶体を超音波で砕いて除去して、水晶体の役割をする眼内レンズを挿入する手術です。
現在は超音波によって水晶体を細かく破砕(乳化)して吸引する超音波乳化吸引手術が主流になっています。
創口が小さいので縫合する必要はなく、術後の乱視へのリスクや感染症へのリスクを軽減します。
手術時間はおおよそ10-25分ととても短く、麻酔方法も点眼麻酔や前房内麻酔などの局所麻酔によって痛みがほとんどありません。日帰り手術のため、翌日からほぼ普段と同じような生活を送ることができます。
手術を受ける前に、目の検査を実施し、現在の目の状態や治療の選択肢について丁寧にご説明いたします。
ご希望があれば、ご家族の方もご一緒に説明をお聞きいただけます。
ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽におたずねください。
手術当日は、ご来院後に回復室へご案内し、手術に向けた準備として点眼などを行います。
不安な点やご不明なことがございましたら、どうぞ遠慮なくスタッフまでお声がけください。
患者様ができるだけ負担を感じることなく、安心して手術に臨んでいただけるよう、痛みを抑えた麻酔法などを採用しています。また、手術前および手術中には十分な消毒を徹底し、感染予防にも万全を期しておりますので、どうぞご安心ください。
手術後は、回復室にてしばらくお休みいただきます。
お身体の状態に問題がなければ、その後、日常生活での注意点や今後の通院予定についてご案内いたします。
当院の白内障手術は日帰りで実施しており、入院の必要はございませんのでご安心ください。
術後には再度ご来院いただき、目の回復状況を確認するための検査を行います。
通院の回数や間隔は患者様の状態により異なりますので、詳しいスケジュールは手術後にご説明いたします。
ご都合が合わない場合などは、お早めに当院までご連絡ください。
ご来院後、まず眼圧の測定を行い、その後、点眼による麻酔を実施してから手術を始めます。
手術自体はおおよそ10〜25分で完了します。終了後は回復室にてしばらくお休みいただきます。
その後、術後の注意点や日常生活での過ごし方、今後の検診スケジュールについてご案内いたします。
手術後は目の清潔を保ち、洗顔は避けて安静にお過ごしください。また、処方された点眼薬は医師の指示に従って正しくご使用ください。
まれに眼内炎を起こすことがあり、その場合は急激に視力が落ちる可能性がありますので、見え方に異常を感じた際は、すぐに当院までご連絡ください。
術後3日間は、細菌感染を防ぐために慎重にお過ごしください。
洗顔や洗髪は避け、顔は濡らしたタオルでやさしく拭く程度にとどめ、目への刺激を最小限にしましょう。
もし細菌が眼内に入ると、強い痛みや充血を伴う感染症を引き起こし、急激な視力低下を招く恐れがあります。
手術の翌日からは、首から下の入浴は可能ですが、洗顔や目に水がかからないよう十分ご注意ください。
また、お顔全体のメイクやアイメイクは術後1週間はお控えください。
読書やテレビの視聴など、目を使う軽い活動は手術当日から可能ですが、眼帯を外さず、目に負担がかからない程度にしてください。
白内障の手術時に挿入するレンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。
単焦点眼内レンズは1箇所にピントが合い、多焦点眼内レンズでは2箇所以上にピントを合わせることができます。
単純に多焦点眼内レンズの方が単焦点眼内レンズより優れているというわけではなく、レンズの種類によって特性があり、メリット・デメリットがあります。
白内障手術後も快適な見え方を実現するためには、年齢やライフスタイなど様々な観点を考慮して選択する必要があります。